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違う部品が届いた!Risk2
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市場調達の場合、稀に「違う部品」が届くことがあります。
PINの形状が違ったり、セット品にも拘わらず揃っていなかったり、リール品なのにトレーで届いたり、最悪の場合模造品だったり等々、様々なトラブルがあります。
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01
交渉できなければ、泣き寝入り
人を見たら泥棒と思え!
海外との取引の場合、まず危険を察知する嗅覚が必要です。そして、できるだけリスクを負わないように交渉をすることです。信頼できる相手でも、信用しきってはいけません。契約を締結した後も、ところどころで状況確認を行うことも大切です。
何か問題の兆候が見えたら、即そのトラブルを最小限にするための対策を講じることが求められます。
根気と交渉力が必要です
状況によっては、羊だった人がオオカミに変わることさえあります。そんなときも、オオカミを落ち着かせ共に問題解決を行うように、理路整然と交渉をする忍耐力も必要になります。そして、これらをすべて英語で行うことが、海外とのやり取りでは求められることになります。
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02
お金が返ってこないことも...
"Cash is King."
お金を渡すまでは、ニコニコしていても、渡した途端、横柄な態度になる。
ある人が言っていました。「お金を貸して欲しいと頭を下げてくる人がいる。でも、そのお金を返して欲しいときには、こちらが頭を下げなくてはいけない。」
そうです、これが世の中というものです。
取り戻すことは至難の業です
海外との取引の場合、一度相手の手元に届いてしまったお金を取り戻すことは容易なことではありません。
中国の商社が言っていました「私は、中国の商社とは取引しない」...と。中国人同士でさえ、相手の人を信用していないのです。お人好しはバカを見ます。
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03
もしや模造品では?
進化し続ける「模造品」
電子部品の模造品もピンキリです。とあるメーカの模造品の歴史です。
20年前は、部品の外観を見るだけで判別出来ました。
10年前は、そのメーカの箱までそっくりに作っていました。
5年前は、その箱を留めるテープまでそっくりに作っていました。
このように外観では判別できず、エックス線で調べなくては分からないことも多くなってきています。
使えるなら、使って?!
海外では残念なことに「模造品」が流通しています。もちろん、市場に流通している部品のほんの一部です。ただ、どの部品が正規品なのか?そんなことを気にしながら海外から調達することは、小骨を注意しながら魚を食べるのと同じくらい神経を使います。
基本的に、どのサプライヤーも模造品を売ることは良しとしていませんが、それでも使えるモノなら使って欲しいと思っているのも事実です。そして、使えてしまうことも多くあり、お客様を悩ませています。
直接海外から調達することは、絶対にお勧めしません。検索エンジンで海外にあったからといって、安易に信用することはとても危険です。
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苦い話実話
電子部品のマーケットを運営している会社の人から聞いた話です。
とある会社が、香港の商社から電子部品の購入のため、送金をしました。
ところが、いつになっても部品が届かない。電話をすると、ちょっと待て、ちょっと待ての繰り返し。堪忍袋の緒が切れたのでしょう、香港まで乗り込んで行きました。行ってみると、既にその会社は廃業。
し、か、し!さらに驚くべきことがありました。
な、なんと!その住所では、別の会社があり、同じ電話番号で、同じ事業を行っていたというのです。もう、泣き寝入りしかありません。
漫画のような話です。
先方の瑕疵によるものであれば返品交渉ができますが、事前にきちんとした条件を提示していなかったりすると、「コチラの非」となり、交渉は難航します。また、注文した部品と違うものであるということを、きちんと説明できなければ、返品交渉ができません。
さらに違う部品が届いた場合であっても、先に代金を送金してしまえば、サプライヤーの方が有利になってしまうことを認識しておく必要があります。このような気の滅入るような交渉も安心してください。『電子部品のお助け隊®』はお客様に代わって対応致します。
結論から言えば、海外からの調達をご自身でやることは
お勧めしません。
当社の調達代行サービスを利用することで、様々な手間を省くだけでなく、多くのリスクを回避できるからです。
『電子部品のお助け隊®』を是非ご活用下さい。
海外の取引でもリスクなしで電子部品を調達できます。
是非、当社のサービスをご利用下さい。